正しさってなに?
さとうみつろうさんの新刊、
「悪魔とのおしゃべり」の第1章が公開されてた。
第1章のテーマ。
正しさを疑え。
この言葉にはギクッとした。
正しさ。
真面目に勉強することは正しいこと。
お友達とは仲良くするのが正しいこと。
学校にはちゃんと行くのが正しいこと。
いろんな、「正しいこと」を教わってきて、その中で生きてきた。
でも、でもね。
今になってやっとわかるようになった。
正しさは、必ずしも人を幸せにはしない。
あたしの大事な大事な親友は、パートナーから暴力を受けていた。
なんとかしよう、こんなの絶対に許せない、正しくない!
幸せになってほしい気持ちを、正しさを武器に振り回した。
だけどどんなに手を尽くしても、なにもできなかった。
それどころか、あたしのかざす正しさが、彼女を苦しめてさえいたかもしれない。
そしてそれはあたし自身も苦しめた。
こんなに正しいことしてるあたしを見て!
認めて!
正しいという武器を使って、こういうエゴを満たそうとしたり。
「正しい」から外れることで罪悪感や不安を感じて自信がなくなったり。
たぶん、自分の正しいを相手に押し付けるのは、相手が正しくないって言ってるようなもんよね。
幸せの形は人それぞれで、正しいも正しくないも人それぞれ。
そう思ったら、自分のエゴを満たすとか、正しいからとか、そういうんじゃなくて、
心から彼女にとって何が幸せなんだろうって考えれるようになった。
正しさを追い求めてると自分のことも許せなくなる。
もっと、正しくないことも受け入れられるようになりたいな。
そしたら、自分のことも許せる気がする。
悪魔とのおしゃべり、楽しみやなぁ。
このページから読めるので是非!🌟