2018-02-24 うし。 赤が目の端をちらちら舞う なんだと思えば 最後に会った君の赤いショール おかしいなあ きみはもういないはずなのに 写りもしないものが 過去へと引きずりこむ 今ここにいることさえ許してくれないなんて きみはずいぶん欲張りだね その赤が目に焼き付いて離れないのは 闘牛も同じか いやぁ闘牛のほうがまだましか 捉えるべきものがないわたしは どこにもいけず、ただここで 想いを馳せているだけ。