2018-02-12

きらい。もだいじな感情

「すき」があるってことは、「きらい」もあるってこと。

人は、比較なしにはなにも感じられない。

「幸せ」は、「幸せじゃない」があるから感じられる。

好きなものばかり見ていると、たしかに幸せは感じられるけど、

それは、毎日の中で嫌なこともあるから。

だから、好きなもの、好きな人が輝いて見える。

あたしはずっと、きらいなものとか醜い感情は、自分の中から消し去ろうとしてきた。

清く、まっすぐで、正しく、真っ白な。

そんなイメージ。

そんな人になりたい。と思ってきた。

でも、人間なんやから。

すきなものばかり見てても、きらいなものはなくならない。

どれだけ消そうと思っても、醜い感情は消えてなくなったりはしない。

だいじなのは、うまくわたしを使いこなすことなんやろうなぁ。

なんだかめちゃめちゃ苦手な人がバイト先に居て、

なんでだかほんとにイライラするしムカつくし、

心の中でわぁーって言うんやけど、

なんだか自分が汚れちゃったみたいで。

なりたかった自分とはぜんぜんちがくて。

でもさ、そんだけ人にたくさんの感情を抱けるって、

人生として見たらすっごいおもしろいよね。笑

だから、きらい。も醜さも、我慢しないことにした。

押し込めて、なかったかのようにするなんて、

あたしの感情がかわいそう。

そしたら、いままで意識してなかったきらい。が分かるようになってきて、

そのきらい。に、なんで？って聞いて見ていくともっと自分のことがよくわかってきた。

なんかねー不思議なんやけど、

きらい。を押し込めてたときの愛とはまた違う種類の愛にも満たされるようになってきた。

なんていうか、

すべてを。ほんとに、すべてを静かに受け入れるような愛。

きらい。を押し込めてたときのは、

あったかくてやさしくて、毛布のような柔らかい愛だった。

でも、そこに深みが出たみたいな。

まだまだ、ぜんぶを、受け止めきれてなかったのかもね。

どうせ１つの人生をまるごと経験できるなら、

すき。もきらい。もどっちも味わいたいな。

2018-02-10

逃げ癖。

ちょっとネガテイブモード。

なんだかなぁ。

今までの行動パターンとか、思い返してると、

あたしずっといろんなことから、場所から、逃げてきてたんやなーって気づいてしもうた。

大学入ってから引っ越し4回してるのも、

半年ずつ2回休学してるのも。

『自分は、一つの場所に長く留まれない人間なんだ。』

って思ってたし、思いたかったし。

でもその裏では心の底に押し込めてた不安があった。

『自分は継続できない人間なんじゃないか。

忍耐力が足りないだけかもしれない。』

それを認めるのが怖かった。

たぶん、どっちも本当で、自分の中には両方の面がある。

でも、どっちかだけを「ダメ」って思ってしまったから、不安になる。

自分がその「ダメ」をやっちゃわないか、いつもビクビクすることになる。

こうやって、「ダメ」って思い込んでることがあればあるほど、生きづらくなる。

人って思ったよりたくさんの「ダメ」を抱えてるんやなぁ。

どっちも「イイ」にしてしまえば楽になるのに。

逃げてもいい、逃げなくてもいい。

やってもいい、やらなくてもいい。

人にはそうやって言えるのに、自分の「ダメ」はひっくり返せないなんて、なんて滑稽なんだろう。

でもまぁ一個見つけれたから今日のところはよし。

無意識の「ダメ」を見つけて、一個一個ひっくり返していく。

そしたらどんどん解放される。

あ、でも1人で向き合うのがしんどいときは、助けてね(*^^*)

2018-01-29

なんかね。

なんかね、で会話を始められる人がすき。

なんの脈絡もなく、どうでもいい話も、どうでも良くない話も、おんなじように。

脳みそを動かさず会話ができる人がすき。

何を言うかは重要じゃないから。

ただ、あのね、なんかね、って言って

ふふって笑えるのがいい。

それだけでいい。

2018-01-20

生きているとは、感情が動くこと。

心臓がうごいていること。

心が、うごいていること。

うごいていること。それが生きているということ。

"生"は、"動"なんだなぁ。

時の流れを感じるのは、"動"があるから。

誰かを想って。想われて。心がうごいて。

感情が生まれて、分かち合って。感じて。

自分の中からあふれたものが川となって

誰かのもとへ流れていって

その川の水が誰かに潤いをもたらして

そうやってめぐりめぐって

綺麗だなぁ。にんげんって、いいなぁ。

どんな経験も思いも、心に潤いを与えてくれるもの。

そうやって思えば、どんなものもだいじなものになる。

素敵なものとか大事な人とか。見つかりすぎちゃって困っちゃう。

なくなることが怖くなる。

だいじに、だいじに。とっておこう。

2018-01-18

誰も傷つけたくない。

はっと気づいたこと。

最近、極力人からの刺激を受けないようにしてて、

価値観とか感覚とか、内側とか、そういうのを見ようとしてる。

そしたら、なんか、楽なんよねー。

気づいてしもうた。

あたしあんまり人と関わるの好きじゃない。

ほんとは、ずっと自分の中に閉じこもってたいし、

自分の世界の中だけで生きていたい。

なんでかなぁって考えてみたら、

自分の中で大事にしてることのなかに、

『誰も傷つけたくない』

って気持ちが根強くあるのね。

自分の発した言葉が、態度が、何かが、

誰かを傷つけてるんじゃないかと思う。

それこそ、生きてるだけで何かしらの影響を与えるわけで。

生き物を食べることも、ゴミを捨てることも、

草を踏むことも、空気を吸うことでさえ。

人と関わること、話すことなんてもっとこわい。

どんな言葉で、どんなタイミングで、どんな表情で、

それのどれかを間違えれば傷つけかねない。

だから人が多いところは嫌いだし、一対一が好き。

気を張る箇所が少なくて済むから。

たぶんこれは、

『嫌われたくない』

の裏返しかな。

最近は前よりもいろんなことが分かるようになってきて、

気にしなくなったり、割り切ったり、その上で気をつけたり、

生きやすくなった。

でも自分を掘ってみると、やっぱりこの『傷つけたくない』価値観がベースにあるみたい。

でも、今年の抱負は手放すこと。

恐れていては愛を贈れないし、受け取れない。

ちょっとずつ、吐き出す。

やってみる。

世界の優しさを信じてみる。

そうしよ。

2018-01-17

溢れる。

なんかよく分かんないけど。

なんか、よく分かんないけど好きなもの。

なんか、よく分かんないけど嫌いなもの。

なんか、よく分かんないけど「いいな」って思うもの。

そういう、『なんかよく分かんないもの』を言葉にするのは、ちょっと勇気が要る。

なんで、どこが、どうして「好き」なのか。

理由なんてないし説明できない。

そういう、理由のない感情とか、

今ある言葉で、わたしが知ってる単語で、言い表せれないような気持ちとか。

絵の具だったら、何個かの色を混ぜてベストな色を表現できるのに、

なんで言葉だとそれができないんやろう。

もどかしいなぁって。

自分の発した言葉が、誰かの何かに触れることを望んでるのに、

同時に、思ってることと違うように受け取られることを怖がってる。

でも、ほんとは言葉を使いこなしたいんじゃなくて、

ただ分かち合いたいだけなんよね。

言葉がなくても伝わるならそれでいい。

言葉を使って愛しあえるならもっといい。

言葉が好きだし、言葉を使うことも好き。

いつだって向こう側に誰かがいるから。

シンプルにいこう。

こんなにも言葉を使って話したい人がいるなんて幸せだなぁ☺️

ことばのたからばこ

溢れたことばを綴ります。たからばこにそっとしまうように。